使い方を間違えさえしなければ、とても便利なクレジットカード。
ポイントが付くことや、現金の支払いサイクルを遅らせることが出来るので好んで利用する人は多いと思います。
私もコンビニの数百円単位ですら、クレジットカードで支払います。
なぜなら100円からポイントが付くからです。
さて、便利なクレジットカードですが、こんな経験ありませんか?
・ランチタイムでカードの支払いを拒否される。
・○千円以上じゃないとカードの支払いを拒否される。
・JCBの取扱いがあるのに、違うカード(VisaやMaster)を要求される。
それ、全部、規約違反ですから
Case1.ランチタイムでクレジットカードが使えない
何気に多い、いや、一番多いケースかもしれません。
クレジットカード対応の飲食店について質問です
先日、創作イタリンアンのお店にランチを食べに行きました。
一人3000円強のコースでした。お会計の時「カード使えますか?」と聞いたところ
「ランチでは使用できません」と言われました。ディナーは一人7000円くらいのコースらしいですが、
なぜ、夜は使えるのに昼は使えないのでしょうか?
その時は「そうですか。」って感じだったのですが
後で気になりました。分かる方見えましたらお願いします。
引用:yahoo知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1367373898
カジュアルフレンチのレストランでランチだけはクレジットカードが使えないって常識なんですか?
たとえ公式HPやぐるなびなんかの店舗情報に記載がなくてもそれは常識なんですか?
引用:yahoo知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13170721018
ディナーに比べて比較的安くしているランチでは『店側の独断で』クレジットカードの使用不可としている店があります。
混雑時の会計をスムーズにするため~等、適当な理由を付けているところもありますが、全部規約違反です。
カード会社は手数料が売上になりますから、「ディナーだけ使ってもらえれば良くて、ランチは使わせないようにしてもいいよ!」のように都合良く出来ていません。
店はカード会社と契約の上、カード決済を使用しているのですから、このような規約違反の店はカード裏にある電話番号にかけて、事情を話せばカード会社が店に是正指導をします。
だって、話(契約)が違いますから。
物販のお店など、商品を持っていって、いざ支払います!という時にダメと言われれば「じゃあ買いません。」となり、この時に生じたイライラはカード会社に丁寧に説明すれば少しは溜飲が下がる話ですが、やっかいなのは、「ランチタイム」つまり、飲食後の会計で、サービスを受けてしまった後に起こる話なんですよね。
それも大抵が1,000円ちょっとの金額なので、ほとんどの人が渋々、素直に現金で支払うことが多いのではないでしょうか。
「それ、規約違反でしょ?」
言えたらいいのでしょうけど、言わない人が多い。
だから、未だに「ランチタイムはクレジットカード利用できません。」と堂々と規約違反している店が多いのです。
Case2.カードでのお支払いは3千円以上からになります。
このケースも「クレカ利用あるある」ですね。
クレジットカードの最低使用金額ってるんですか?
1000円くらいのお昼代をカードで払おうとしたら、だめ、現金って言われましたけど。補足PS:お店の人じゃなくて、一緒に行った人にです。
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ベストアンサーに選ばれた回答
クレジットカードの利用で最低価格の制限はありません。
たとえば6円であっても利用できますし、請求も行われます。
カード会社側は赤字でしょうけどね。なお一部のレストランでは、カード会社との契約を無視してランチはカードが使えないこともあります。
ランチは儲けが少ないため、カードを使われると赤字になるからです。
ただし、カード会社側は、そのような利用制限を認めていません。引用:yahoo知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1219635047
あるあるなんですけど、100円だろうと、3千円だろうと、手数料は同じなんですけどね。
店側としては、手数料のパーセンテージではなく、額の取り分(現金)で見ているのでしょう。
当たり前ですが、引かれるパーセンテージが同じなら高い買い物した分だけ手数料も高くなります。
せっかく、自社、自店舗にお越し頂いて、サービスや商品に満足して対価を払おうとしてくださるのに、お客様の気持ちにケチ付けなくてもいいと思います。
お会計は「ありがとうございました!」だけで十分です。
その数%をケチったおかげで、そのお店はリピーターになるかもしれない顧客を確実に失っています。
失っているどころか、「あの店、ランチタイムではクレジットカード使えないんだよ。3千円以上じゃないと会計拒否されるんだよ。」など、悪評が広まります。
下手したら、口コミサイトに投稿されてしまうかもしれません。
損失で言ったら、明らかにダメージ大きいです。
これが分からない店がとても多いです。
Case3.クレジットカードの手数料上乗せ行為
これは結構、極悪なケースです。
水商売系では、カード支払いすると○%上乗せさせられた会計になるといことは、業界あるあるですが、こちらは特殊な事情なので割愛します。(でも規約違反です)
そもそもクレジットカードの手数料は、顧客の支払いであっても店舗側がカードの加盟店として、定まった手数料を支払います。
■三井住友
第4条(信用販売) の1項に「加盟店は、会員が、カードを提示して、物品の販売、サービスの提供、その他加盟店 の営業に属する取引を求めた場合は、本規約に従い、現金で取引を行う顧客と同様に、 店頭において信用販売を行うものとします」
Case4.JCBやAMEX(アメックス)は使うの止めて
こちらのケースは、利用客からすると「なんで?」となりますが、実はJCBは他のカードより手数料が高いからです。
AMEX(アメックス)は、JCBと提携しているため、同様に手数料が高くなります。
今まで、Case1~Case3までを読まれた方は、もうピンと来ていると思いますが、店舗側がなんだかんだと理由をつけてクレジットカード支払いを拒否してきたのは、「手数料が嫌だ」からです。
それなのにJCBはもっと手数料が高い。
→当然、拒否です。
タバコふかしながら、「高いんだから拒否るの当たり前じゃん」的な感じです。
カード種別による支払い差別をした店に対しては、カード会社にクレームを入れたはずの私が、「あ、いや、そこまで・・・。」と思うほど結構な勢いでカード会社の口調が怒っていたのを思い出します。
■JCBカード
加盟店規約 第11条2項
加盟店は、有効なカードを提示した会員に対して、商品の販売代金ならびにサービス提供代金について手数料等を上乗せする等現金客と異なる代金の請求をすること、およびカードの円滑な使用を妨げる何らの制限をも加えないものとします。また正当な理由なくして信用販売を拒絶し、代金の全額または一部(税金、送料等を含む)に対して直接現金支払いを要求する等、会員に対して差別的取扱いは行わないものとします」
まとめ
ランチタイムだから~の時間帯や、3千円以上じゃないと~の金額などによるクレジットカードの使用制限は規約違反です。
確かに、忙しい会計時に限度額マックスで利用できないカード出す人や、磁気不良などで決済できないカードを出す人がいて、待っている人に対して、スムーズに会計ができなくなる場面もあります。
気持ちも分かりますし、全部が全部、店舗側が悪いとは言い切れない部分もありますが、でもルールですし、カード会社からしたら、何を売上ちょろまかしてるんだ!となります。
手数料の話は店舗側とカード会社の話であって、利用客には全然関係ない話です。
気持ち良くご来店頂いたのですから、最後まで気持ちよく支払いたいものです。